続・冬にスネがかゆくなるのはなぜ?乾燥による肌のかゆみの改善法

私が老人に近づいていることを感じた『老人性乾皮症』の話に続いて、今回は乾燥によるかゆみの改善法について書きたいと思います。

前回の記事ではさまざまなところからコメントをいただきましたが、みなさんも色々とかゆみ対策をされているのですね!


今回、私がご紹介するのは日常生活でのかゆみ対策です。

肌の乾燥に効果のある【足つぼ】についても解説していますので、ぜひご覧ください。


日常生活のかゆみ対策 

1.保湿する

前回も書きましたが、肌の乾燥や痒みを感じたときはまず保湿をします。

お肌に合うクリームやオイルなどで保湿力の高いものがおすすめです。

普段お使いのものがそこまで保湿力が高くないときは、重ねてワセリンを塗ることをおすすめします。

かゆみが酷く、肌を掻き壊して皮膚炎を起こしてしまったときは、病院を受診しましょう。


2.室内を加湿する

加湿器の使用や、部屋の中に洗濯ものを干したり、濡れタオルを使うなどしてお部屋の加湿を行います。

暖房器具を使う冬の場合、湿度は50~60%を保つようにします。

 3.長湯は避ける

熱いお湯や長湯は肌を乾燥させる原因になります。

また、からだが温まるとかゆみが増すため、お風呂のお湯はぬるめにして長湯をさけるようにしましょう。 


4.からだを洗うときはゴシゴシ擦らない

ナイロンタオルやスポンジなどでからだを擦ると、肌を痛める原因にもなります。やわらかい生地のタオルや手拭いなどを使い、やさしく洗いましょう。

ボディーシャンプーや石けんの使いすぎも肌の乾燥の原因になります。お肌の状態に合わせて使うようにしましょう。 

5.肌着や下着は天然素材のものを使う

肌に直接触れる衣類は、綿や絹などのお肌にやさしい素材を選びます。

ナイロンなどの化学繊維は肌の刺激になることがあり、肌が弱い人は、着心地が良く暖かいヒートテックもかゆみや湿疹などの原因になることがあります。


6.刺激物やアルコールなどの摂取を控える

刺激物を摂り過ぎると体温が上がり、肌のかゆみが酷くなることがあります。

肌にかゆみがあるときは香辛料の入った料理やアルコール、カフェインなどは控えましょう。 


足つぼで肌の乾燥対策

肌の乾燥に効果が期待できる反射区は、甲状腺と脳下垂体です。

早速、画像を参考に反射区を押してみましょう。


『甲状腺』

甲状腺の反射区は、第一趾と第二趾の間と拇指球の下側にあり、かぎ型になっています。 

骨と骨の間のとても狭い隙間ですが、手指や足もみ棒を隙間に入れるように揉みます。

揉む方と反対の手で足の甲側をしっかり支え、挟むようにして力を加えます。


『脳下垂体』

脳下垂体の反射区は、親指のちょうど真ん中で、触ると少し凹んでいるところになります。

 一点押しで、少しだけ押し下げるように揉みます。


足は該当する反射区だけを揉むのではなく、足全体を揉んで全身の血行を促進することを推奨しています。出来るだけ、足全体を揉むように心がけてください。


足もみをする時の注意点 

・食後一時間は避けてください。

・妊娠中・生理中・手術後・怪我をしているときは避けてください。

・肌を保護するため、クリームやオイルなどを使いましょう。

・足をもんだ後は、白湯または常温のお水を飲みましょう。  

PEONY若石足療|旭川

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