刮痧(かっさ)って何ですか?
刮痧(かっさ)についてのお問い合わせが多かったので、芦別養生サロン采のオーナーである伊藤弘子さんに質問してみました!
♦️かっさ って何ですか?
かっさ は二千年以上前から伝わる 中国伝統療法の一つです。正式には『刮痧』グァ・シャと言います。
『刮』は擦るという意味で『痧』は皮膚に現れる赤斑の事をいいます。
その名の通り、オイルやクリームを塗って専用のヘラで身体を擦り流し、不調の原因である 滞って汚れた血を 皮膚に押し出して解毒するデトックス療法です。
中国では、病気の予防や美容に幅広く用いられ、民間療法として愛されています。
♦️何に効くの?
頭痛・肩や背中の凝りやハリ・便秘・冷え性・自律神経の乱れ・ダイエット・その他、幅広い効果が期待されています。
♦️何故赤くなるの?
オイルを塗り身体をヘラで擦ると、ヘラの圧力で体内に滞っていた 不要で汚れた血『瘀血・おけつ』が毛細血管から皮膚表面に押し出されます。
この赤斑を『痧・シャ』といいます。溜まっていた量や期間によって 出方は人それぞれで、赤~赤紫・重度になると黒っぽい色になります。
決してあざや打撲跡ではなく、瘀血のない所はいくら擦っても痧はでません。
瘀血が出た後は 新鮮な血液が流れ、細胞がイキイキして新陳代謝が活発になり、免疫力もアップすると言われています。
♦️痧はどうやって消えるの?
白血球の免疫細胞が痧を異物と認識し、それを食べて死滅させ、最終的には尿として排出されます。
痧は1回目は1週間ほで消えますが、2回目からは3,4日で消えます。これは免疫細胞の記憶反応によるものです。
♦️すっっごく痛いの?
気の流れが滞っていたり、凝りのある場所は痛みを感じる事があります。
ただ見かけに反してポカポカして気持ち良いと言われるお客様が多いです。
♦️かっさ の出来ない人は?
・免疫疾患のある方
・施術部にケガのある方
・皮膚に腫瘍のある方
・重度の心臓病の方
・伝染性の皮膚病の方
・妊娠中の方
••••••••••••••••••••••••••••
芦別養生サロン采 さんでは、台湾の国立医療大学で開発された、塗る漢方薬と言われるオイル『神気』を使用しています。
施術に使用するヘラには、主に『水牛角』と『玉』(翡翠)が使われています。
8月2日㊏のイベントでは、このような刮痧(かっさ)を体験することができます。
かっさの良さは、即効性と術後の爽快感✨
皆さんもぜひ一度試してみて下さいね😊
0コメント